
NISAもう始めてる?

社会人1年目の4月からやってるよ!周りの社会人の先輩でも利用していない人いっぱいいるからびっくりする…。

えええ!ぼっくちゃん
そゆとこだけ仕事早い!!

そういうとこだけ…?
ひ・ど・い!!涙

褒めてるよ!笑
私も始めたいからサクッと教えて!

いいよ!
ホント簡単だよ~。
ネットで口座作るだけだもん。
社会人の常識、会話で頻繁に話題に上がるNISA。
みなさんはNISAと積立NISAのことどれだけ知っていますか?
もうNISA or 積立NISAを始めていますか?
「仕組みも、始め方も複雑でわかりにくい…。」って思っている人は多いかも。
でも実際は…
シンプルな仕組みで、簡単に始められる!
まさに、知らなきゃ損だよ!
理解して正しく利用すれば、
そのメリットはとっても大きい!
「聞いたことはあるけれど、ちゃんと知らないなぁ…。」「投資始めてみたいんだけどなぁ…。」と思っている人は、ぜひこの機会に学んでNISAをスタートしてみましょう!
●しっかり学びたい人
→このまま続きを読む
●ポイントだけを知りたい人
→まとめへジャンプ!
NISAの仕組み

この項目では、一般的な投資にかかる税金について学びます。
その後に、NISAの何がすごいかをチェックしていきましょう!
投資にかかる税金
みなさんは、お給料をもらったり、お金を稼ぐと税金をとられてしまいますよね?
投資も同じなんです…。
投資でお金を稼いでも、税金を納める必要がります。
その税率はなんと…約20%!
(正確には20.315%)
この数字、イメージつきますか?

イメージしやすく、具体的な数字で考えてみましょう!

例えば、50万円で買った株が100万円に値上がりしたので売りました。
利益は100万円-50万円=50万円!…とはならず、税金がかかります。
残念ながら売却益がまるまる利益とはならないのです。

売却益50万円に約20%の税金がかかるので、この場合は約40万円になってしまいます。
なんと、このケースだと10万円も税金として取られてしまうのです…。

えええ…。20%ってかなり大きいね。
NISAの何がすごい?
さてさて、皆さんもうご想像の通り…
NISAのすごいところは、
この税金がかかりませんよ!っていう制度なんです。
決まった期間と金額の範囲内であれば、株式や投資信託への取引に税金がかからないのです。
これって…すごくないですか!!!???

仮に先ほどの例と同じく50万円の売却益が出た場合、非課税で全部が利益になるので利益は50万円!
これってとてもすごくないですか??!!
「NISA」と「つみたてNISA」の違い
NISAのすごさがわかったところで、詳しく仕組みを見ていきましょう。
NISAとつみたてNISAの違いは何?
わかりやすく表にしてみました!

いろいろ違いはあるけど、特に大事なポイントは3つだけ!
以下、詳しく解説していきます!
NISA

まずはNISAから。
押さえてほしいポイント3つ。
- 利用できる期間はMAX5年間
- 1年間に投資できる金額は120万円まで
- 個別株もOK!
利用できる期間は最大5年間、つみたてNISAより短いね!
一方で、年間の投資可能額は120万円なのでつみたてNISAより多い!
そして、何よりも大きな違いが上場個別株への投資がOKであること。
(個別株とは、TOYOTAとかJALとかSonyとか自分で選んだ投資先企業の株のこと。)
例えば、日本が誇るTOYOTAの株を買いたいとしよう。
NISA口座であれば買えるけど、つみたてNISA口座では買えません。
つみたてNISA

つぎはつみたてNISAの3つのポイント。
- 利用できる期間はMAX20年間
- 1年間に投資できる金額は40万円まで
- 個別株は買えない
1年間に投資できる金額は40万円でNISAより少額だけど、非課税期間は20年間でNISAより長い。
またNISとの大きな違いは個別株が買えないということ。
つみたてNISAで買えるのは、金融庁の基準を満たした投資信託のみ。
購入方法も定期購入になる点がポイント。
つまり積立NISAはその名の通り、
小額から、長期で、分散投資することが前提になっているんだね。

大事だと感じるのはこれくらいかな。他にも気になる点があったら調べてみるといいよ!
NISAで注意するポイント

NISAの仕組みでおトクに投資ができると分かったところで、注意すべきポイントを確認していきましょう。
特に注意したい3つのポイント!
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
開設できる口座数
銀行の口座が複数開設できるのと同じように、証券口座も複数開設することができます。
しかし「NISA」は1年間に複数の口座を開設することができません。
同じ年に取引できるNISA口座は1つまで。
つまり、同じ年に「NISA」と「積立NISA」の併用利用はできないのです…。
「NISA」か「積立NISA」を選ぶ必要があるのです。(年度が替われば途中で変更可能)
<OKな例>
2020年:「NISA」を利用。
2021年:「NISA」から「積立NISA」に変更。
☞このパターンは年度が違うのでOK!
<NGな例>
2020:「NISA」も「積立NISA」も利用したい。
☞NISA制度では1年間に1つの口座までなので併用不可。

「NISA」か「積立NISA」どちらか1つに選ばないといけないんだね。

正解!!選び方と、おすすめは後で紹介するね~。
利用可能枠
利用枠に関する注意点は3つ!
①利用枠を超えた分はNISA適応外。
②一度使った枠の再利用はできない。
③余った利用枠の繰り越しはできない。
NISAの制度を適応するには、NISAの限度額内で購入する必要があります。従ってNISAの利用枠を超えてしまった分は課税対象になります。
また、1度使った枠の再利用はできません。
再利用とは、どういうことかというと…
<NISA利用のミゲルさんの例>
前提:NISA口座の利用枠は120万円
①NISA口座で50万円のA株を購入
②その後、心変わりしてA株は売却
→NISA口座で保有している株は0だけど、購入できる上限は70万円までに減る。(120-50=70万円)
つまり、1度枠を使ってしまうとNISA口座に保有をしていなくてもその分のNISA口座の投資可能額が減るということ。
持っている金額ベースではなく、買った金額ベースで上限を計算しましょう。
加えて、使いきれなかった投資枠は翌年に繰り越しはできません。
120万円の投資枠を50万円分しか使わなかった場合でも、余っている利用枠70万円の繰り越しは不可。
来年の取引可能枠も120万円。

ぼっくは年内に上限いっぱいまで利用しているよ~。

なるほど…投資可能枠を最大限に活用しているんだね!
損益通算の可否
NISAで注意する3つ目のポイントは損益通算ができないということ。
損益通算…ちょっと難しい言葉ですね。
でも実は簡単!
例1:特定口座(NISA以外の口座)で株Aと株Bを保有していた場合。
株A:+10万円の利益
株B:-10万円の損失
この場合、合計の利益は0円なので税金はかかりません。
損益通算とはこのように利益と損失、打ち消しあうことができますよーってこと。
ここで注意したいのは次のケース。

例2:特定口座(NISA以外の口座)で株Aを保有。NISAでは株Bを保有。
特定口座の株A:10万円の利益
NISA口座の株B:10万円の損失
この場合、特定口座とNISA口座の損益通算はできない。つまり税金発生。
本来であれば利益は0円になるはずだけど、NISA以外の口座とNISA口座は損益通算ができないのです。
従って全体では利益が出ていないのに、特定口座では10万円の利益出ているので税金を払う必要があります。
つまりNISA口座で損失が出てしまったときはデメリットになります。

つまり、短期で損失がでる可能性が高い銘柄を買うのには向ていないっていうことだね!
以上、この項目ではNISA利用時に特に注意するべき3つのポイントを紹介しました。
「NISA」と「積立NISA」の選び方

「NISA」と「積立NISA」の違いがわかってきたら、次は実際にどちらの口座を利用するかを選んでいきましょう。
「NISA」が向いている人
まずはNISAの特徴のおさらい。
非課税期間→5年間
年間利用枠→120万円まで
個別株の取引きOK!
判断するポイントは…
- 個別株をNISAで取引したい
- NISAで優待株を楽しみたい
- 年間40万円以上の投資をしたい
- ある程度投資への理解がある
こんな人にはNISAがおすすめです。
「積立NISA」が向いている人
積立NISAのおさらい。
非課税期間→20年間
年間利用枠→40万円まで
個別株の取引きNG!
金融庁の条件をクリアした投信のみ
判断するポイントは…
- 投資はまだまだ不安
- 低リスクで資産運用したい
- 貯金感覚で始めたい
- コツコツ投資をしていきたい
- ETFや投信中心に購入したい
こんな人にはつみたてNISAがおすすめ。
しずかちゃんの例
しずかちゃんとぼっくの例を紹介。
選ぶ際の参考にしてみて^^

私は、正直どちらにするかすごく悩んだ…!
でも結局、今年はNISAにしました。
NISAにした理由は、ズ・バ・リ
NISAで株主優待を楽しみたかったから!
すごく単純な理由で選んだよ。笑
投資初心者だから2020年は「NISA」にして、来年から「つみたてNISA」に切り替えて貯金感覚でコツコツ投資をしていこうと思ってます。
ぼっくの例
続いてぼっくの例をご紹介。

迷わず「NISA」一択でした!でも来年からは「積立NISA」にしようかな…。迷い中。
理由は学生のころから投資をしていたので、個別株への投資に抵抗がなかったから。
加えて、買いたい銘柄がハッキリと決まっていたから「NISA」一択だったよ!
でも、欲しかった銘柄は買ったので来年からはしずかちゃんと同じく「積立NISA」でコツコツ長期投資もいいかな~って思ってます。
特にETF(上場投資信託)なんかも長期的に買っていきたいからね!
とは言いながら、最近米国株にハマっているのでこのまま「NISA」で行くかも…(ぶれぶれ笑)
NISAの始め方

NISAについて学んだら、さっそく口座を開設してみましょう。
大きな手順はこの4つ!
特に難しくなくとてもEasyです。
①証券会社を選ぶ
NISAを始めると決まったら、まずは証券口座を開設しましょう。
人気の証券会社はこの5つ!
①SBI証券
②楽天証券
③DMM.com証券
④マネックス証券
⑤GMOクリック証券
手数料の低いネット証券がおススメ。この5つであれば正直どれでもOK。
簡単に開設できるので、使いにくかったら証券会社を変えればいいだけ!
大切なのは深く考えずにEasyな気持ちでとりあえず初めて見ること。

しずかちゃんは楽天証券を使っているよ。

ぼっくは、SBI証券と楽天証券の2つを使っているよ。
余力がある人はネット銀行を開設しておくのがおススメ。ネット証券口座との相性は抜群だよ!
参考例はご覧の通り。
楽天証券×楽天銀行
SBI証券×住信SBIネット銀行
GMO証券×GMOあおぞらネット銀行
②NISA口座を開設する
どの証券会社にするかを決めたら、次は証券口座とNISA口座を開設しよう。
申し込みページで必要な情報を入力するだけで簡単にスタートできるよ!
ネットで手続きを完了させればあとは開設できるまで待つだけです。(2週間ほど)
③購入する
無事に口座が開設できたら、あとは自分で気に入った銘柄を買うだけです。
個別株、ETF、投信、自分のリスク許容度に応じて購入していくのがおすすめ。

おすすめ銘柄は私たちのTwitterや別の記事にて順次ご紹介していきます。
まとめ
1. NISAの仕組み
2.「NISA」と「積立NISA」の違い
3. NISAで注意するポイント
4.「NISA」と「積立NISA」の選び方
5. NISAの始め方
今回の記事ではこの5つのトピックをご紹介しました。特に重要なポイントを簡単にまとめたので、自分の性格やスタイルに合ったNISA制度の利用をしていきましょう!
「NISA」
「NISA」のポイント。
非課税期間→5年間
年間利用枠→120万円まで
個別株の取引きOK!
非課税期間は短いけれど、限度額が大きく個別株の取引きがOKな点がポイントです。
こんな人におすすめ。
●ある程度投資への理解がある
●個別株をNISAで取引したい
●NISAで優待株を楽しみたい
●年間40万円以上の投資をしたい
「つみたてNISA」
「つみたてNISA」のポイント。
非課税期間→20年間
年間利用枠→40万円まで
個別株の取引きNG!
金融庁の条件をクリアした投信のみ取引が可能。
こんな人におすすめ。
●投資はまだまだ不安
●貯金感覚で投資を始めたい
●低リスクで資産運用したい
●コツコツ投資をしていきたい
●ETFや投信中心に購入したい
おすすめの証券口座
手数料の低いネット証券会社がおススメ。
基本的にNISAの口座が開設できたらなんでもOK!
おすすめはこの5つ。
①SBI証券
②楽天証券
③DMM.com証券
④マネックス証券
⑤GMOクリック証券
使いにくい場合は、違う証券会社を選べばいいだけなのでEasyに考えてみよう!
ネット証券×ネット銀行の組み合わせ。
楽天証券×楽天銀行
SBI証券×住信SBIネット銀行
GMO証券×GMOあおぞらネット銀行
余力のある人は、こんな感じでネット銀行と組み合わせて使うとかなり便利です。

「何事も一歩踏み出してスタートしてみる。」ということが大切なんだね。

そうだね~!
私も思っていたより簡単に始められたよ。まずはやってみて慣れていくのが大切だね。
社会人の会話でよく出るNISA。
今回の記事では、NISAの仕組みについてご紹介しました。この記事を読んでくれた人が少しでも投資やNISAに興味を持ち、メリットを享受できれば私たちは嬉しいです。
今回もカップルブログ「しずかちゃんに恋しちゃった」を読んでくださり、ありがとうございました!
番外編:Tポイントで投資ができるよ!
今回の記事ではNISAについてじっくり解説してきたけれど、こんな人も多いはず。
- 学生
- 新卒で貯金が優先
- そもそも投資にまわすお金がない
- 投資はしたいけれど不安…
- まずは投資を勉強してみたい
- 資金をあまり入れずに投資に慣れたい
そんな人におすすめなのが、Tポイントで投資ができるSBIネオモバイル証券。
数百円から超有名大企業の株主になれるので勉強も兼ねて、初心者の人やお試しで投資を始めてみたい人にはおすすめ。
\おすすめだよ/

投資初心者、株式取引を小額からしてみたい人むけかな?

そうだね。
資産運用としてちゃんと投資をしていきたい人は、今までに紹介したNISAが使えるネット証券口座のほうがおすすめ。

自分に合った方法で投資や資産運用を考えてみようね!